転勤・引っ越し

転勤の引越し業者はどう選ぶ?10回以上の相見積もりで分かった安くするコツ

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こんな人へ

  • 転勤が決まったけれど、引越し業者をどうやって選べばいいか分からない方
  • 相見積もりって本当に効果があるの?と思っている方
  • 引越し代をできるだけ安く抑えたい方
  • 訪問見積もりでその場の即決を迫られて、困った経験がある方

転勤の内示が出た瞬間から、頭の中は一気に「やることリスト」でいっぱいになりますよね。物件探し、荷造り、手続き、子どもの学校。そのなかでも つい後回しにされがちなのに、金額のインパクトがいちばん大きいのが引越し業者選びです。

我が家は転勤族で、これまでに10回以上の引っ越しを経験してきました。最初のころは業者選びなんて考えたこともなく、会社が出してくれるからと言われるままにお願いしていました。でも回数を重ねるうちに、同じ荷物・同じ距離でも、業者によって10万円近く違うことを知りました。

この記事では、10回以上の引っ越しで実際にやってきた業者の選び方と、相見積もりで7〜8万円下がったときの具体的なやり方をまとめました。あわせて、引越し業者に大切な家財を重油まみれにされたという、なかなか経験しないトラブルの話も書いています。料金だけで選んではいけない理由が、いちばん伝わると思うからです。

目次

転勤の引越し費用を下げる「順番」がある|まずは結論

先に結論からお伝えします。引越し代を安くする方法はたくさんありますが、効果の大きい順にやらないと時間ばかりかかって金額が下がりません。順番はこうです。

順番やること下がる目安
1相見積もりを3社からとる数万円〜10万円
2繁忙期・土日・午前便を避ける1〜3万円
3荷物を減らす(不用品を自分で処分)数千円〜2万円
4エアコンや洗濯機の取り付けを別業者に頼む数千円〜1万円

圧倒的に効くのは1番の相見積もりです。ここだけは絶対に省かないでください。逆に言えば、2〜4番をどれだけ頑張っても、1社しか見積もりを取っていなければ元の金額が高いままなので、努力があまり報われません。

我が家は相見積もりだけで7〜8万円下がりました

いちばん差が大きかったときで、最初に出してもらった見積もりから7〜8万円下がりました。何か特別な交渉術を使ったわけではありません。ただ3社に来てもらって、同じ条件で見積もりを出してもらっただけです。

これを知らずに1社だけで決めていたら、その7〜8万円はそのまま払っていたことになります。転勤の引越しは費用を会社が負担してくれることも多いのですが、会社にも上限があります。上限を超えた分は自腹です。つまり安くすることは、そのまま自分の家計を守ることにつながります。

見積もりを3社に頼むのは正直めんどうです。でも1回2時間くらいの手間で数万円変わるなら、時給としてはかなり良いと思っています。

転勤の引越しが、普通の引越しと違う3つのこと

ネットで「引越し 安くする方法」と調べると、たくさん記事が出てきます。でもそのほとんどは、自分の意思で引っ越す人向けに書かれています。転勤の引越しには、転勤ならではの事情があります。

1.とにかく急に決まる。しかも繁忙期に重なりやすい

転勤の内示から引越しまで、1ヶ月もないことがあります。しかも辞令が出るのは多くの会社で年度末。つまり3〜4月という、引越し業界がいちばん混み合う時期に当たります。

この時期は、そもそも「予約が取れない」ということが起こります。値段の交渉どころではなく、受けてくれる業者を探すだけで精一杯になることもあるのです。だからこそ、内示が出たらその日のうちに見積もりの依頼だけは動かしてしまうのがいちばん確実です。

2.費用は会社が出してくれる。でも「全部」ではない

ここが多くの人が油断するところです。転勤の引越し費用は会社負担というイメージがありますが、実際には「どこまで出すか」が会社の規定で細かく決まっています。我が家も、業者に払う基本料金は会社が出してくれましたが、自腹になった部分がありました。詳しくは後半で書きます。

3.一度きりではなく、また次がある

これは転勤族だけの視点かもしれません。マイホームを買って引っ越す人にとって引越しは一生に一度かもしれませんが、転勤族にとっては何度も繰り返すものです。

だから我が家は、毎回「次に引っ越すとき困らないか」を基準に考えるようになりました。家具を増やしすぎない、大きすぎる家電を買わない、というのもその一つです。引越し業者選びも、良かった業者は名前を覚えておいて次も候補に入れるようにしています。

転勤族の引越し業者の選び方|10回以上でたどり着いた5つの基準

ここからが本題です。10回以上引っ越してきて、我が家が業者を選ぶときに見ているのは次の5つです。

基準1.料金の安さ「だけ」で選ばない

いちばん最初にお伝えしたいのがこれです。相見積もりをとると、どうしてもいちばん安い会社に飛びつきたくなります。気持ちはよく分かります。でも、安さだけで選んで痛い目にあったことがあります。

引越し料金というのは、結局のところ人件費とトラックの手配代です。極端に安い見積もりが出てきたときは、どこかを削っているということでもあります。人数が少ない、経験の浅いアルバイトが来る、他の家の荷物と一緒に運ぶ。そういう「見えないところ」で調整されていることがあります。

基準2.繁忙期に「無理をする」業者かどうか

これが、我が家がいちばん痛い思いをしたところです。少し長くなりますが、料金だけで選んではいけない理由がいちばん伝わる話なので書きます。

重油の話


ある年の引っ越しで、引越し業者さんが「重油がついてしまいました」と謝りながら、マットレスと家電を運んできました。見ると黒い油がべっとりついていて、頭が真っ白になりました。

謝ってはくれたのですが、なぜ引越しの荷物に重油がつくのか、まったく意味が分かりませんでした。理由を聞いてみると、繁忙期でトラックが足りず、我が家とはまったく関係のない重油と一緒に積んで運んだとのことでした。いわゆる混載便です。

補償はしてもらえました。弁償という形できちんと対応してくれたので、金銭的な損はしていません。それでももやもやは今でも消えません。毎日寝るマットレスです。新しくしてもらっても、あのときの気持ちは元に戻らないのです。

補償の注意

ただ、我が家の場合はたまたま全額を補償してもらえただけのようです。実際には経年劣化の分が差し引かれるので、買ったときと同じ金額が戻ってくるとは限りません

つまり、長く使っているものほど、戻ってくる金額は少なくなるということです。「壊されてもお金が戻るから大丈夫」とは考えないほうがいいと思います。補償の考え方は業者によって違うので、契約する前に必ず確認してください

ここから学んだのは、「繁忙期に無理をして安く受ける業者かどうか」を見なければいけないということでした。3〜4月は、どの会社もトラックも人も足りていません。そこで無理に安い金額で仕事を取る会社は、どこかで無理をします。

見積もりのときに、「うちの荷物は他のお宅と一緒に積みますか?」と一言聞くだけで、かなり分かります。はっきり答えられない会社は、我が家では候補から外すようになりました。

基準3.見積もり担当者の態度は、当日の作業の質とだいたい比例する

これは10回以上やってきて、かなり自信を持って言えることです。見積もりに来た営業さんの雰囲気と、当日来る作業員さんの丁寧さは、ほぼ一致します

玄関で靴をそろえる、勝手に扉を開けない、こちらの質問に「確認します」と正直に言う。こういう会社は、当日もきちんとしています。逆に、話を遮る、こちらの都合を聞かずに日程を押してくる、金額の内訳を曖昧にする会社は、当日もだいたいそういう感じです。

見積もりは金額を知るための時間だと思われがちですが、その会社の人を見る唯一の機会でもあります。ここは金額と同じくらい真剣に見てください。

基準4.補償の範囲を、契約する前に確認する

重油の件があってから、我が家は必ず先に確認するようになりました。聞くのは次の3つだけです。

  • 万一荷物が壊れた・汚れたとき、どこまで補償されるのか
  • 補償の申し出には期限があるのか(3ヶ月以内などの決まりが多いです)
  • 自分で梱包した段ボールの中身も対象になるのか

とくに3つ目は見落としがちです。自分で詰めた箱の中身は対象外という会社もあります。割れやすいものは、業者に梱包してもらったほうが安心です。

基準5.長距離のときは「いつ着くか」を必ず確認する

転勤の引越しは、県をまたぐ長距離になることがよくあります。長距離だと、荷物を出した日と届く日が別になります。数日空くこともあります。

この日数を確認しておかないと、新居で何日も布団なしで過ごすことになります。我が家は、到着日を先に確認してから、その日数分の生活用品を手荷物で持っていくようにしています。

相見積もりは何社がベスト?我が家は3社で7〜8万円下がりました

ここからは、実際に金額を下げるやり方です。

3社がちょうどいい理由

我が家はいつも3社にお願いしています。理由はシンプルです。

社数どうなるか
1社その金額が高いのか安いのか分からない
2社比べられるが、どちらが相場か判断しづらい
3社相場が見える。真ん中が分かるので交渉しやすい
4社以上対応する時間と体力が持たない

3社あると、高い・普通・安いの3段階が見えるようになります。これが大事で、相場が分かってはじめて「この金額は交渉の余地があるな」と判断できます。

4社以上にすると、見積もりの立ち会いだけで丸一日つぶれます。転勤の準備はただでさえ時間がありません。3社が、労力と効果のちょうどいいバランスだと思っています。

条件をそろえないと、比べる意味がありません

ここは意外と抜けやすいところです。3社に見積もりを頼むときは、まったく同じ条件で伝えてください

  • 引越しの日にち(できれば第2希望まで同じ)
  • 荷物の量(ダンボールの数、大型家具・家電)
  • エアコンの取り外し・取り付けを含むか含まないか
  • 梱包を自分でやるか、お願いするか

とくにエアコンは要注意です。ここが含まれている見積もりと含まれていない見積もりを比べてしまうと、数万円ずれます。安く見えた会社が実はエアコン別、ということが本当によくあります。

一括見積もりサイトを使うと、3社集めるのが一気にラクになります

とはいえ、3社を自分で探して1社ずつ電話するのは、正直かなり面倒です。転勤の準備で頭がいっぱいのときに、これは地味にきついです。

そこで我が家が毎回使っているのが一括見積もりサイトです。1回入力すれば複数社に同じ条件で依頼が飛ぶので、条件をそろえる手間もなくなります。先ほど「条件をそろえないと比べる意味がない」と書きましたが、一括サイトはそこが自動でそろうのが地味に大きなメリットです。

電話がしつこいのが嫌な方へ|我が家が使っているサイト

一括見積もりサイトで、みなさんがいちばん心配するのが「登録した瞬間に営業電話が鳴りやまない」という話ではないでしょうか。実際そういうサイトもあります。

我が家が使っているのは引越しラクっとNAVIです。ここは、引越し業者から直接電話がかかってこない仕組みになっているのが理由です。専門のスタッフが間に入って、こちらの条件をまとめて各社に伝えてくれます。

転勤の引越しは時間との勝負です。内示が出たその日に申し込んでおくと、あとがかなりラクになります。とくに3〜4月は、動くのが1日遅れるだけで選べる業者が減っていきます。

我が家はコレ

引越しラクっとNAVI

引越しラクっとNAVIは、専門のスタッフが間に入ってくれる一括見積もりサイトです。引越し業者から直接電話がかかってこないので、転勤の準備でバタバタしている時期でもストレスがありません。

  • やり取りの窓口は1つ。同じ説明を3回しなくていい
  • 条件が自動でそろうので、比較がフェアになる
  • 見積もりの利用は無料

引越しラクっとNAVIで無料見積もりをとる


訪問見積もりで「やってはいけないこと」|10回以上で学んだ立ち回り

ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分かもしれません。見積もりの場でどう振る舞うかで、金額はけっこう変わります。

「他社の見積書を見せてください」と言われたら

実際に言われたことがあります。「他の会社の見積もりを出させて、見せてくれないと見積もりを出せません」と。

これは相手の営業テクニックです。他社の金額さえ分かれば、そこから数千円だけ下げた金額を出せばいいので、業者にとっては非常に有利になります。こちらは絶対に見せる必要はありません。

我が家は、どの会社に対しても同じ答え方をしています。

「今日が、見積もりをしてもらうのが初めてなんです」

実際には3社目でも、これで通します。嘘をつくのが気になる方は、「まだ他社の金額は出そろっていないので」でも大丈夫です。大事なのは、手の内を見せないことです。

なぜ「今日が初めてです」と言い続けるのか

理由は単純で、その会社が出せるいちばん安い金額を、最初から出してもらうためです。

他社の金額を伝えてしまうと、業者はそこを基準に「あと3,000円だけ下げよう」と考えます。でも何も分からない状態だと、「ここで負けたら受注できない」と思って、勝負の金額を出してくるのです。3社ともこの状態にすると、いちばん低いところが自然と見えてきます。

「今日決めてくれたら安くします」と即決を迫られたら

これもよくあります。「今この場で決めていただければ、○万円お値引きします」というやつです。

結論から言うと、その場で決める必要はありません。契約前ですから、断ってもキャンセル料はかかりません。「他の2社の見積もりが終わってからご連絡します」で十分です。

ただし、正直に書いておくと3〜4月の繁忙期だけは少し事情が違います。この時期は本当に枠が埋まるので、条件も金額も納得できているなら、その場で決めてしまったほうが結果的に良かったこともあります。「安さを取るか、確実に押さえるか」で判断してください。

オンライン(ZOOM)見積もりは実際どうだった?

最近は、スマホやZOOMで部屋を映して見積もりを出す方式も増えました。実際に使ってみて、良い点とそうでない点がありました。

オンライン見積もり訪問見積もり
時間30分ほどで終わる1時間前後かかる
気楽さ家に人を上げなくていい片付けが必要
日程調整とても取りやすい調整が大変
金額の正確さ荷物の見落としが出やすい正確
値引き交渉しにくいしやすい

我が家のおすすめは「3社のうち1〜2社をオンライン、本命だけ訪問」という組み合わせです。オンラインだけで済ませると、当日に「荷物が思ったより多いので追加料金です」と言われるリスクがあります。押し入れの中や物置は、必ず自分から申告してください。

引越し代をもう5万円安くする4つの方法

相見積もりで大きく下げたあと、さらに積み上げていく方法です。1つずつは数千円〜数万円ですが、全部やると5万円近く変わります

1.繁忙期・土日・午前便を避ける

引越し料金は、需要と供給でかなり動きます。同じ荷物・同じ距離でも、日にちが違うだけで倍近くなることがあります。

条件高い安い
時期3月下旬〜4月上旬5月〜1月
曜日土日・祝日平日
時間帯午前便午後便・フリー便
日にち月末・大安月の中旬・仏滅

とくに効くのが午後便やフリー便です。フリー便は「何時に来るか業者にお任せ」という代わりに安くなる仕組みで、その日に予定を入れなければデメリットはほぼありません

ただ、転勤の場合は日にちを選べないことも多いですよね。その場合は、曜日と時間帯だけでも交渉してみてください。「午後でいいです」の一言で数千円下がることがあります。

2.荷物を減らす|不用品は自分で処分する

引越し料金は荷物の量(トラックのサイズ)で決まります。だから荷物を減らすことが、そのまま料金を下げることになります。

そして転勤族にとって大事なのは、「運ぶお金を払ってまで持っていく価値があるか」という視点です。数年後にまた運ぶことになるからです。

粗大ごみは自治体に出せばかなり安く処分できますが、回収日が決まっているのが落とし穴です。引越し直前に申し込んでも間に合いません。内示が出たらすぐ、粗大ごみの日程だけは確認してください。

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3.フリマサイト・宅配買取で売る

捨てるだけだともったいないものは、売ればプラスになります。処分費用が浮くうえにお金が入るので、実質の効果は二重です。

  • フリマサイト…手間はかかるが高く売れる。時間がある人向け
  • 宅配買取…箱に詰めて送るだけ。本やCDが多い人向け
  • リサイクルショップ…その場で現金。量が多いとき向け

ただし引越し直前のフリマは避けてください。売れた後に梱包・発送の作業が発生します。荷造りで手いっぱいの時期にこれが重なると、本当に大変です。売るなら1ヶ月以上前から動くのがおすすめです。

4.エアコン・洗濯機の取り付けは別業者に頼む

これは知らない方が多いのですが、エアコンや洗濯機の取り付けを引越し業者にお願いすると、けっこう高くつきます。引越し業者は下請けに出していることが多く、そのぶん手数料が乗るからです。

我が家は暮らしのマーケットで個人の業者さんを探しました。15,000円くらいで取り付けてもらえたので、引越し業者に頼むよりかなり安く済みました。

ひとこと


これは数年前の金額です。最近は物価が上がっているので、今はもう少し高くなっていると思います。相場は必ずご自身で確認してください。

注意点として、取り付け日を引越し当日に合わせるのを忘れないこと。別業者に頼むということは、自分で日程を押さえる必要があるということです。ここを忘れると、真夏にエアコンなしで数日過ごすことになります。

転勤の引越し費用、会社はどこまで出してくれる?

転勤族ならではの話です。「会社が出してくれるから安くしなくていい」と思っている方に、ぜひ読んでいただきたいところです。

会社が出してくれたもの・自腹だったもの

我が家の場合、引越し業者に払う基本料金は会社負担でした。ただ、全部ではありませんでした。

費用我が家の場合
引越し業者の基本料金会社負担
洗濯機の取り付け自腹
エアコンの特殊な取り付け工事自腹
新居で買い足した家具・家電自腹

「特殊な取り付け」というのは、配管を延長したり、室外機を壁に付けたりといった、標準工事に含まれない作業のことです。物件によって発生するので、事前には読めません。ここが数万円になることもあります。

昨年から支度金が出るようになりました

我が家は一昨年まで、この自腹部分を完全に自分たちで払っていました昨年から会社の支度金が出るようになったので、今はそれで支払っています。

会社の制度は変わります。「前回自腹だったから今回も」と思い込まず、毎回確認するのが大事だと実感しました。逆に、以前は出ていたものが出なくなることもあり得ます。

会社の規定は、見積もりを取る前に確認してください

順番が大事です。規定を知らないまま見積もりを取ると、上限を超えているかどうか判断できません。確認しておきたいのは次の3つです。

  • 会社が負担してくれる上限金額はいくらか
  • 会社指定の業者があるか(ある場合は相見積もりができないこともあります)
  • 領収書や見積書の提出が必要か、いつまでに出すか

とくに1つ目です。上限が決まっているなら、超えた分はそのまま家計から出ていきます。だからこそ、会社負担であっても相見積もりをする意味があるのです。

転勤が決まってから引越し当日までのスケジュール

10回以上やってきて固まった、我が家の動き方です。見積もりをいつ動かすかを中心にまとめました。

時期やること
内示が出た日会社の規定を確認/一括見積もりを申し込む
1ヶ月半前物件を決める/粗大ごみの回収日を調べる
1ヶ月前3社の見積もりを比較して業者を決定/不用品を売る
3週間前ネット回線の移転・新規申し込み(工事は混みます)
2週間前エアコン・洗濯機の取り付け業者を予約
1週間前荷造り開始/冷蔵庫の中身を使い切る
前日冷蔵庫の水抜き/当日の手荷物をまとめる
当日荷物の傷・汚れを写真に残しておく

ポイントはいちばん上です。物件も決まっていないのに見積もりを申し込むのは早すぎる気がしますが、行き先の市区町村さえ分かれば概算は出ます。繁忙期は1日の差が本当に大きいので、先に動いてしまってください。

それと当日の写真。これは重油の件があってから必ずやるようになりました。大きな家具・家電は、運び出す前にスマホで撮っておくだけです。もし何かあったとき、これがあるかないかで話がまったく変わります。

ネット回線も忘れがちです。工事が混む時期は開通まで1ヶ月かかることもあり、新居でネットが使えない期間ができてしまいます。

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よくある質問

Q.会社が全額出してくれるなら、相見積もりは必要ないのでは?

A.必要です。会社の負担には上限があることがほとんどで、超えた分は自腹になります。また、会社が上限を決めていない場合でも、経費を抑える意識は評価につながります。何より、洗濯機の取り付けなど自腹になる部分は確実にあるので、全体を安くしておく意味は大きいです。

Q.会社指定の業者があるときはどうすればいい?

A.その場合は相見積もりができないこともあります。ただし「指定業者を使うこと」と「オプションを減らすこと」は別です。エアコンの取り付けを外して別業者に頼む、荷造りを自分でやるなど、金額を下げる余地は残っています。

Q.見積もりは何日前までに取ればいい?

A.通常期なら1ヶ月前、繁忙期(3〜4月)なら1ヶ月半前を目安にしてください。繁忙期は「安くする」より「予約を取る」ほうが難しくなります。

Q.一括見積もりサイトに登録すると、電話が鳴りやまないのでは?

A.サイトによります。各社に直接あなたの電話番号が渡るタイプは、確かに大量にかかってきます。専門スタッフが窓口になって間に入るタイプを選べば、業者からの直接の電話はありません。

Q.荷物が壊れていたら、いつまでに言えばいい?

A.多くの業者で引渡しから3ヶ月以内と決められています。段ボールを全部開けないままこの期限を過ぎてしまうと、補償が受けられません。荷ほどきは早めにしてください。

まとめ|転勤の引越し業者は「金額」と「人」の両方で選ぶ

最後にもう一度、大事なところだけまとめます。

この記事の要点

  • 効くのは順番。まず相見積もり。我が家は3社で7〜8万円下がりました
  • 社数は3社がちょうどいい。条件は必ずそろえる
  • 安さだけで選ばない。繁忙期に無理をする業者は、どこかで無理をします
  • 見積もりの場では他社の金額を見せない。「今日が初めてです」で通す
  • 会社負担でも上限を超えた分は自腹。規定は見積もり前に確認を

10回以上引っ越してきて思うのは、引越し業者選びは「値段の勝負」であると同時に「人の勝負」でもあるということです。安く済んでも、大事にしていたものが傷ついたら意味がありません。重油まみれのマットレスを見たときの気持ちは、お金が戻ってきても消えませんでした。

だからこそ、相見積もりで選択肢を3つ持ったうえで、最後は人を見て決める。これが、失敗を重ねてたどり着いた我が家の結論です。

まずは見積もりを取るところからです。転勤は時間との勝負なので、思い立ったその日に動いてしまうのがいちばんです。

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繁忙期は、動くのが1日遅れるだけで選べる業者が減っていきます。物件がまだ決まっていなくても、行き先の市区町村さえ分かれば概算は出ます。

「あとでやろう」がいちばん高くつきます。見積もりだけでも先に動かしておくと、あとが本当にラクです。

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