「転勤族って、車どうしてるんだろう?」——夫の転勤が決まるたび、我が家がいちばん最後まで悩んできたのが、この「車」の問題でした。
こんにちは、さちこです。我が家は転勤族で、都会も、車がないと暮らせない地方も、雪の多い土地も経験してきました。今は普通車と軽自動車の2台持ち、車にかかる維持費は2台で年間およそ58万円。「車って、本当にお金がかかる…」と何度ため息をついたか分かりません。
「転勤族 車」で検索すると、出てくるのはカーリースや買取会社の記事ばかり。どれも結局は自社サービスへの誘導で、実際に転勤で車に振り回された人の本音が見あたりませんでした。そこでこの記事では、転勤族歴の長い我が家が「持っていく・置いていく・売る・持たない」の4択を、家計目線で正直に比較します。
この記事でわかること
- 転勤族の車「4つの選択肢」の損得と、向いている家庭
- 車1台にかかる維持費のリアル(我が家の実額を公開)
- 地方はカーシェアが使えない…など、企業サイトが言わない注意点

都会への転勤は問題ないと思いますが、地方、田舎への転勤では車がないと生活することは難しいです。
しかも、一人一台。
車がないと、日々の買い物や病院に行くことが出来ません。
なので、車選びをミスるととんでもなくお金がかかります。
転勤族の方へ、最適な車の選び方紹介します。
こんな方におすすめ
- 転勤族で最適な車の選び方を知りたい方
- 転勤族で車にかかる費用を抑えたい方
結論からいうと
- 首都圏、地方都市勤務なら、カーシェアリングを利用
- 1~2年の地方への転勤ならば、短期カーリースを利用
- 車必須の場所に5年以上住む可能性が高いならば、リセールバリューの良い車を一括購入

目次
転勤族の車、4つの選択肢を比較【まず結論】
転勤が決まったとき、車の選択肢は大きく4つです。まずは全体像を比較表で見てください。
| 選択肢 | 月々の負担 | 向いている家庭 | 我が家の視点 |
|---|---|---|---|
| ①今の車を持っていく | 維持費まるごと(駐車場+保険+税金+車検+ガソリン) | 地方・雪国で毎日車が必須 | 雪国の我が家は実質これ。ただし固定費は重い |
| ②自宅に残す(家族が使う) | 今までどおり | 2台持ち・残る家族も車が要る | 単身赴任なら夫の分だけ手放す手も |
| ③売る | ほぼゼロ(固定費が消える) | 赴任が長い・車が古い・都会へ | 1台減らして年約30万円浮いた(後述) |
| ④持たない(カーシェア/リース/レンタカー) | 使った分だけ | 都会・週末しか乗らない | 地方はカーシェアが無く使えなかった… |
大事なのは、「正解は家庭によって違う」ということ。次の3つで答えが変わります。
- 赴任先が都会か地方か(地方は車が必須のことが多い)
- 1台持ちか2台持ちか(地方は2台持ちが多い)
- 赴任が何年続くか(短期はリース、長期は購入が有利)
「単身赴任で車をどうするか」「都会転勤で思いきって車を手放す判断」など、状況が近いケースは専用の記事にくわしくまとめています。あなたの状況に近いものから読んでみてくださいね。

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車を2台から1台に|よかったのはお金だけ。手放せたのは便利な土地だから
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【我が家の実例】転勤族2台持ちの維持費は「年58万円」だった
まずは、我が家の実際の出費を、正直にお見せします。


ここ数年の我が家の車の出費
我が家の車
- 普通自動車 昨年購入 +スタットレスタイヤ代10万
- 軽自動車 数年前購入
我が家は元々は車一台だったのですが、数年前ある地方へ転勤をきっかけに軽自動車を購入。
理由は、一人一台ないと田舎では生活できないため。
カーシェアリングやカーリースも考えましたが、
田舎のため無理でした。
数年後。
現在の勤務地は雪の多い土地ということもあり、夫の車を買い替えることに。
(安全を考えての購入です。雪が多い所へ転勤ではなかったら、車を買い替えることはなかったです。)
スタットレスタイヤも高く、驚きました。
(某有名国内メーカーだとさらに高かったです。)
メモ
雪国では、夏タイヤ⇔冬タイヤの交換料も年間1万円位はかかります。
タイヤを置く場所がない方は預かり料もプラスでかかることもあります。

我が家の年間 車の維持費
| 項目 | 夫(4WD) | 妻(軽自動車) |
|---|---|---|
| 駐車場 | 48,000円 | 48,000円 |
| 任意保険 | 42,000円 | 45,000円 |
| ガソリン | 120,000円 | 60,000円 |
| 自動車税 | 45,000円 | 10,800円 |
| 車検 | 100,000円 | 60,000円 |
| 年間合計 | 355,000円 | 223,800円 |
| 2台合計 | 年間 578,800円 | |
おおよそですが、車検がある年を考えて計算してみました。
維持費だけで、年間578,800円ほどかかっています。
これを10年、20年払い続けるとなると、、
加えて、車両費をプラスすると、数千万になりますね。驚くべき事実。
家買えそう!?な気が...
【おまけ】雪国への転勤は、車の出費がさらにかさみます
最後にひとつ、おまけの話を。転勤族は、北から南までどこに転勤になるか分かりません。なかでも要注意なのが、雪の多い地方への転勤です。
スタッドレスタイヤ代や、夏・冬タイヤの交換料など、雪国ならではの出費が上乗せされます。上でお見せした我が家の維持費が高めなのも、じつは雪国暮らしが理由のひとつ。同じ「車1台」でも、住む土地によって維持費は変わる——これも転勤族ならではの落とし穴です。
【一般的な目安】車の維持費は年間いくら?(軽・普通車で比較)
ここからは、我が家に限らず「一般的に」車1台でいくらかかるのか、その目安です。
「馬鹿らしい」と感じる正体を、数字ではっきりさせましょう。車を持っているだけで毎年かかるお金の目安がこちらです(ローン返済は除く)。
| 項目 | 軽自動車 | 普通車(コンパクト) |
|---|---|---|
| 自動車税(毎年) | 約1.1万円 | 約3〜4万円 |
| 車検(年換算) | 約3〜5万円 | 約4〜6万円 |
| 任意保険 | 約4〜7万円 | 約5〜8万円 |
| 駐車場代(月1万円の場合) | 約12万円 | 約12万円 |
| ガソリン代 | 約5〜8万円 | 約6〜10万円 |
| タイヤ・オイル等の消耗品 | 約1〜2万円 | 約1〜3万円 |
| 年間合計の目安 | 約26〜34万円 | 約31〜43万円 |
※金額は目安です。都市部だと駐車場代が月2〜3万円になることも珍しくなく、その場合は年間合計が50万円超えになります。
月に直すと、軽でも約2.2〜2.8万円、普通車なら約2.6〜3.6万円。ここにローンが加わる家庭も多いはずです。
そして転勤族にとって怖いのは、これが「乗らない月も出ていく固定費」だということ。転勤先が都市部で電車通勤になった途端、この月3万円はほぼ「置いておくだけのお金」になります。これが「維持費が馬鹿らしい」の正体です。
転勤族の車の出費を抑えるには!?
- 首都圏、地方都市であるならば、カーシェアリングを利用
- 1~2年の地方へ転勤ならば、短期カーリースを利用
- 車が必須の場所に5年以上長く住む可能性があるならば、リセールバリューの良い車を一括購入
首都圏、地方都市ならば カーシェアリングがおススメ
カーシェアは会員(複数人)がステーションにある車を利用する方法です。
首都圏、地方都市での転勤生活で、
車は頻繁に必要ないけどたまには利用したいという方にはおススメです。
ステーションが近くにある場合は上手く活用すると、車の費用をかなり抑えることが出来ます。
1~2年の転勤生活ならば カーリースも検討

車が必須な土地に転勤の場合、
1~2年の勤務予定ならば、カーリースも検討の余地ありです。
税金、保険、車検、メンテナンス費用、などが込みで毎月定額で借りられる所が多く、
転勤が1,2年位だとカーリースがお得な場合もありますが、
それ以上長くなってくると、車を購入した方がお得になることもあります。
よく調べて検討しましょう。

どのカーリースを選べばいい?
転勤族に人気のカーリース4社の料金・特徴・選び方を比べた記事で、あなたに合う1社が見つかります。
リースナブル
とにかく月々の支払いを抑えたい転勤族の方に一番おすすめ。業界でもトップクラスに安い料金で、新車にコミコミ価格で乗れるのが最大の魅力です。ネットだけで申し込みが完結するので、忙しい引っ越し前後でも手続きがラク。
- 業界最安級の月額で家計にやさしい
- 頭金・ボーナス払いなしで新車に乗れる
- 申し込みはネットで完結
オリコで乗ーる
「買う」と「持たない」の間をとりたいなら、カーリースという方法もあります。国産・輸入車あわせて約300車種から選べて、月々1万円台からのプランも用意されています。
税金や車検の費用が月額にまとまるので、我が家が悩まされた「まとまった出費が急に来る」ことがなくなります。契約が終わるときは返す・乗り換える・買い取る・延長するから選べるので、次の転勤が読めない転勤族でも動きやすいのが利点です。
※料金・車種・契約条件は変わることがあります。最新の内容は公式サイトでご確認ください。
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車が必須の所に5年以上住む可能性が高ければ、リセールバリューの良い車を一括購入
短期間使用するならば、カーシェアリングやカーリースが安く済みますが、
長く乗る場合は、車を購入した方が金額的にお得になることがあります。
リセールバリューを考える
車が必須の所に5年以上住む可能性が高ければ、
将来車を売ることを考えて、高く売れる車を購入するのがおススメです。
(私達もリセールバリューを考えて購入しました)
リセールバリューの良い車を選ぶコツ
出来るだけ人気車種、人気カラー、人気グレードモデルを選ぶことです。
ネットで調べれば、直ぐに分かります。
例えば、軽自動車でいうと、現在人気車種は、ジムニー、タント、等々。
人気カラーは、ホワイト、ブラック、シルバーなどだそうです。
その時期でも違いますので、詳しく調べましょう。
車の買い取りは一括査定の見積もりサイトで
ショップによってかなり金額提示が違いますので、
いくら高く売れる車を持っていても、必ず合い見積もりをとりましょう。
高く買い取ってくれるショップは、一括査定の比較サイトを使うととても便利です。
一気に比較ができ、1番高く買い取ってくれるショップが直ぐに見つかります。
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忘れがちですが、引っ越したら自動車保険の手続きも必要です
車を持っていくと決めた場合の話です。
転勤が決まると、車庫証明、ナンバーの変更、免許証の住所変更…と、車まわりだけでもやることが一気に増えます。その中でいちばん後回しにされやすいのが自動車保険だと思います。
我が家は毎回きちんと手続きをしています。正直に言うと面倒ですが、ここを飛ばして困るのは結局自分なので。
やることは、住所変更だけではありません
| 伝えること | なぜ必要か |
|---|---|
| 住所 | 証券の住所と実際の住所が違うと、大事な連絡が届かない |
| ナンバー(登録番号) | 管轄が変わるとナンバーも変わるので、保険会社にも伝える |
| 使用目的 | ここが転勤族の落とし穴です(次で詳しく) |
転勤族がいちばん見落とすのが「使用目的」です
自動車保険には「その車を何に使うか」という申告があります。ざっくり日常・レジャー/通勤・通学/業務の3つです。
そして転勤族は、任地が変わると、これが変わります。
我が家も実際に変わりました。駅が近くて電車で通えた土地から、車がないと通勤できない土地へ。そのあと逆のパターンもありました。同じ車で、同じ家族なのに、住む場所が変わっただけで申告する内容が変わるんです。
住所変更の連絡をするときに、「使用目的も変わりました」と一緒に伝えてしまうのがいちばんラクです。
正直に言うと、地域で保険料が変わることは知りませんでした
今回あらためて調べていて知ったのですが、住んでいる地域によって保険料が変わることがあるそうです。事故の起こりやすさが地域ごとに違うため、それを保険料に反映している会社があるとのこと。
10回以上引っ越しておいて、恥ずかしながらまったく意識していませんでした。
※ただしすべての会社・すべての条件で変わるわけではありません。「引っ越したら必ず安くなる」という話ではないので、そこは期待しすぎないほうがいいと思います。
我が家が実際に安くなったのは、相見積もりを取ったときでした
地域のことには気づいていませんでしたが、一括見積もりで何社か比べたときは、実際に安くなりました。
これ、引越し業者とまったく同じだなと思ったんです。同じ条件で複数社に出すだけで、金額が変わる。保険もそうでした。この記事の後半で紹介している引越しの相見積もりと、考え方はほとんど同じです。
更新の案内が届くと、つい「そのまま継続」を選んでしまいがちです。でも転勤で住所も使用目的も変わるタイミングは、見直すのにちょうどいい機会だと思っています。どうせ連絡しないといけないので、ついでに、という感覚です。
保険を見直すなら
一括見積もりを使うなら、手元にこの3つを用意しておくとスムーズです。
- 車検証(車種と登録番号がわかります)
- 運転免許証(免許の色で割引が変わることがあります)
- いま加入している保険の証券(等級がここに書いてあります)
あとは年間の走行距離のだいたいの見当がついていれば十分です。
※保険料は年齢・等級・車種・使用目的・地域などで決まるので、実際にいくらになるかは見積もりを取ってみないと分かりません。
我が家が使ったのは、こういう一括見積もりです。1社ずつサイトを回らなくても、一度の入力でまとめて比べられるのがとにかくラクでした。
インズウェブは最大20社にまとめて無料で見積もりが出せます。上の3つが手元にあれば、入力はそれほど時間がかかりません。
※すぐに乗り換えなくても大丈夫です。いまの保険がいくらで、他と比べてどうなのかを知っておくだけでも意味があります。更新の案内が来る前に一度見ておくと、次の転勤のときに慌てません。
もうひとつの地味な悩み:車検をどこで受けるか問題
車を持っていくと決めた人に、じつはもうひとつ待っているものがあります。車検です。
引っ越すと、それまでお願いしていたお店が使えなくなります。2年に一度、住む場所が変わるたびに、また一から探し直しです。
ディーラーは高いので、我が家は毎回避けています
正直に言うと、我が家はディーラー車検を選んだことがありません。安心なのは分かるのですが、やっぱり高いので。
なので毎回、引っ越した先で「車検ができるお店」を口コミで探すところから始まります。
でも、口コミだけでは分からないんです
これが本当に難しくて、どこに出していいのか分からない。
実際、「なんだか嫌だな」と思うお店に当たってしまったこともあります。対応だったり、説明の仕方だったり。車検は2年に一度で金額も大きいので、外すとけっこう引きずります。
地元の人なら「あそこがいいよ」と教えてもらえるのでしょうが、引っ越してきたばかりの土地には、そう言ってくれる知り合いがいません。
これ、美容室探しとまったく同じ構造だな、といつも思います。
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だから「お店を比べられる」だけでありがたい
転勤族にとっては、安さより先に「どこなら安心して出せるか分かること」のほうが価値があります。
近くのお店が一覧で見られて、料金と口コミが並んでいる。それだけで、あの「どこに出せばいいのか分からない」時間がなくなります。いい車検屋さんが分かるのは、転勤族にとって本当にありがたいことです。
ただし、車検が近いなら「受けるか売るか」を先に決めて
もうひとつ、大事なことがあります。
車検の直前は、車を手放すかどうかを考えるいちばんいいタイミングです。数万円から十数万円を払って2年乗り続けるのか、その前に手放すのか。
車検を通した直後に転勤が決まって手放すことになるのが、いちばんもったいないパターンです。先に査定だけ取っておくと、判断がずいぶんラクになります。
転勤族の車についてよくある質問
転勤族は車を何台持つのが正解?
ライフスタイル次第ですが、目安は「都会なら0〜1台、地方なら一人一台」。公共交通が使える都会は1台でも十分ですが、バスも電車も少ない地方では、買い物や通院のために夫婦それぞれに1台=2台持ちになりがちです。我が家も地方転勤をきっかけに軽自動車を買い足しました。
単身赴任のとき、車は持っていくべき?必要?
赴任先が都会なら「持たない・売る」寄り、地方なら「持っていく」寄りです。平日ほとんど乗らないのに駐車場代と維持費を二重に払うのはもったいないので、家計目線ではまず「本当に毎日使うか」を確認しましょう。ケース別の詳しい比較は上の単身赴任の記事にまとめています。
転勤で車を持っていくと、住民票や車庫証明はどうなる?
車を置く場所(赴任先)で車庫証明を取り直し、自動車保険は住所と使用目的の変更が必要です。住民票を移すかどうかで税金や手続きの流れも変わるので、出発前に「妻側でできること」「夫が現地でやること」を分けてメモしておくとスムーズです。
転勤が多いなら、車は買う・カーリース・カーシェアどれがいい?
ざっくり、1〜2年の短期はカーリースやカーシェア、5年以上の長期は購入がお得になりやすいです。ただし地方はカーシェアのステーションが無いことも多いので、その場合は中古の軽やカーリースが現実解になります。カーリースの比較はこの記事の後半でくわしく紹介しています。
車を持たないと生活できない地方に転勤したら?
無理に手放さず、維持費の安い軽自動車、または短期カーリースで用意するのがおすすめです。カーシェアは都市部中心なので、地方ではあてにできません。我が家も田舎への転勤で「カーシェアは無理」と分かり、軽を買い足しました。
車の維持費が馬鹿らしい まとめ

転勤族の生活スタイルによって(都市部や地方、長期や短期勤務など)、
カーシェアリング、カーリース、車一括購入を上手く組み合わせていくのが最適なやり方ですね。
とにかく車にかかる出費は高いので、(生涯かかる車の出費は数千万になる可能性があります。)
よーく比較して考えましょう。
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