
こんにちは、さちこです。我が家は転勤族で、夫の転勤に合わせて何度も引っ越してきました。
基本はついていくです。でも、2回だけ単身赴任にしました。1つは2年、もう1つは1年です。
この記事は「ついていくべき」「単身赴任がいい」という話ではありません。同じ夫婦でも、転勤先によって答えが変わったという話です。子どものいない我が家の場合を、そのまま書きます。
この記事の中身
- ついていくかどうかを、私が何で決めているか
- 単身赴任にした2回は、なぜそうしたのか(2年・1年)
- 単身赴任でお金がかかった話と、残る側で困ったこと
- ついていくと、何が楽で、何が楽しいのか
- ついていくときの仕事の探し方
目次
結論:うちはついていくのが基本。単身赴任にしたのは2回だけ
先に結論を書きます。我が家の場合、転勤についていくのが基本でした。単身赴任にしたのは2回です。
| どうしたか | 決めた理由 | |
|---|---|---|
| ふだんの転勤 | ついていく | 私が暮らせそうな場所だった |
| 単身赴任(2年) | 私は家に残った | かなりの僻地で、私が住めそうな場所ではなかった/そのとき仕事を辞めたくなかった |
| 単身赴任(1年) | 私は家に残った | 期間が1年と短かった/そのとき正社員で、辞めたくなかった |
並べてみると、我が家の判断は「夫がどんな場所に行くか」と「そのとき私がどんな仕事をしていたか」の2つで決まっていました。夫婦の仲や、覚悟の量では決めていません。

ついていくかを決めるとき、私が見ていること
転勤の話が出たとき、私がまず知りたいのは場所です。もっと言うと「そこで私が暮らせるかどうか」です。
具体的には、こういうところを見ています。
- そこそこお店があるか(買い物が成り立つか)
- 私が働ける場所があるか
- 車がないと何もできない土地か
都会かどうかは関係ありません。田舎でも、お店があって生活が回るなら、ついていきます。実際、都会にも、車がないと暮らせない土地にも住みました。
逆に、ここが「無理そうだ」となったときだけ、単身赴任が選択肢に上がってきました。
うちの決め方
「ついていきたいかどうか」より前に、「そこで私の生活が成り立つかどうか」を見る。成り立つなら、ついていく。
単身赴任にしたケース①:僻地で、私が住める場所ではなかった(2年)
1つは、赴任先がかなりの僻地だったときです。期間は2年でした。
地名は書きませんが、私が見て「ここで自分が暮らしていくのは無理だ」と感じる場所でした。お店も、私が働けそうな場所も、思い浮かばなかったのです。
そしてもうひとつ、大きな理由がありました。そのとき私は仕事を頑張っていて、辞めたくなかったことです。

転勤族の妻の仕事は、ついていくたびに辞めることになります。それを何度も繰り返してきたからこそ、「今回は辞めたくない」と思える仕事に出会ったときは、手放したくありませんでした。
単身赴任にしたケース②:期間が1年と短かった(正社員だった)
もう1つは、赴任期間が1年と分かっていたときです。
このときの赴任先は、電車で用事がすむ街でした。場所だけで言えば、住めない土地ではありません。それでも単身赴任にしたのは、理由が2つあったからです。
- 1年という期間が短かった(家をたたんで、1年後にまた戻ってくることになる)
- そのとき私は正社員で、辞めたくなかった。まだ若かったこともあります
1年のために、家を引き払って、仕事を辞めて、また1年後に戻る。そう考えると、残ったほうが自然でした。
期間で変わります
同じ「住める場所」でも、1年なら残る、数年ならついていく、という判断になりました。期間は、場所と同じくらい大事な材料です。
なお、夫の部屋の家具や家電は、社宅に全部備え付けでした。ここは会社によってまったく違うので、単身赴任が決まったら早めに確認しておくと安心です。備え付けがない場合は、短い期間なら買うより借りるほうが身軽です。
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単身赴任は、とにかくお金がかかりました
2回の単身赴任をふり返って、いちばんはっきり言えることはこれです。
お金はとてもかかりました。2回とも、です。
当たり前のようですが、生活の場所が2つになるということは、かかるものが2つになるということです。
- 家が2か所(社宅でも、光熱費などは二重にかかります)
- 食費も2か所ぶん
我が家は月に1回くらい、私が赴任先に行くか、夫が帰ってくるかをしていました。この行き来の交通費は、夫が帰ってくる分も、私が会いに行く分も、会社が負担してくれました。
それでもお金がかかったのは、生活が2つになったことに加えて、離れている間に夫の出費が増えたからです。これはこのあとの章で書きます。

そして、削れたものもあります。我が家は車を2台持っていましたが、単身赴任のときに1台を売りました。このときの実額は、別の記事に全部書いています。
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また、転勤にまつわる出費は、会社が出してくれるものと、自分で払うものがはっきり分かれます。ここを知らないと、あとで家計が苦しくなります。
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家に残る側で困ったのは、お金の管理が緩くなること
単身赴任で「大変だったこと」を聞かれると、私はいつもこれを答えます。
支払いなど、お金まわりの管理が緩くなりました。
一緒に暮らしていれば、夫が何にいくら使っているかは、だいたい見えます。レシートも財布も同じ家にあります。ところが離れて暮らすと、夫のほうのことをしっかり見ることができません。
我が家の場合、夫はお金に無頓着なほうです。離れて暮らしていた時期は、高いスマホの料金プランを契約したり、ふだん使う日用品なども値段を気にせず高いものを買ったりしていました。
一緒に暮らしていれば気づけることも、離れていると分かりません。私から見ると、無駄な出費が増えた時期でした。私の側だけを締めても、家計全体はきれいになりません。
スマホ代の見直し
我が家の楽天モバイルの使い方(自宅のネットもスマホでまかなっている話)は、こちらに書いています。
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残る側の注意点
単身赴任が決まったら、離れる前に、お金の流れを2人で決めておくのがおすすめです。生活費をいくら渡すのか、どの支払いをどちらの口座からにするのか。離れてからでは、話しにくくなります。
これは我が家がうまくできなかった部分です。だからこそ、これから単身赴任になる方には、先にやっておいてほしいと思っています。
よかったことは、正直に言って特にありません
ここは正直に書きます。単身赴任にしてよかったことは、特にありません。
「自由な時間ができた」「自分のペースで暮らせた」と書けば、記事としてはきれいにまとまります。でも私はそう感じませんでした。お金はかかるし、管理は緩くなるし、いいことばかりではありませんでした。
あえてひとつ挙げるなら、月に1回の行き来で、旅行気分は味わえたことです。
夫の赴任先に行けば、そこは私にとって知らない土地です。近くを歩いてみたり、地元のお店に入ってみたり。転勤族の暮らしのなかで、これは悪くない時間でした。

ついていくと、お金はかからない。一緒に出かけられる
反対に、ついていったときの話です。
いちばん大きいのは、やはりお金です。生活の場所が1つになるので、単身赴任のときのような二重の出費がなくなります。
そしてもうひとつ。一緒にいれば、一緒にいろんなところへ行けます。
知らない土地に住むと、週末に行ってみたい場所がたくさん出てきます。それを2人で回れるのは、転勤族の特権のようなところがあります。楽しいといえば、楽しいです。
ついていって大変だったことは、特にありません。引っ越しそのものは大変ですが、それは単身赴任でも同じです。
お金で比べると
ついていく=生活が1つ。単身赴任=生活が2つ。お金の面では、この差がそのまま出ます。迷ったとき、うちはここを最後の判断材料にしていました。
引っ越しの見積もりは、自分で頼むなら早めに
ついていく場合、引っ越しは「家族の引っ越し」になります。荷物が多いので、業者選びで金額がかなり変わります。
私は毎回、一括見積もりを取ってから決めています。ただし、電話がたくさんかかってくるサイトは、転勤の準備中にはつらいです。そこで使っているのがこちらです。
うちが使う見積もり
業者選びの手順そのものは、別の記事にまとめています。
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ついていくと決めたとき、次に考えるのは仕事です。転勤族の妻にとって、ここがいちばん悩むところだと思います。
私がやっているのは、面接で「また転勤で辞めます」と先に言うことです。
黙っていたほうが受かりやすいのは分かっています。それでも先に言います。あとで辞めるときに、お互いが気持ちよく終われるからです。実際、それでも採用してもらえました。
働き方は毎回同じではありません。フルタイムのときもあれば、週2〜3回のパートのときもあります。その土地の求人しだいで変わります。

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単身赴任にするなら、離れる前に決めておきたいこと
ここは我が家の反省から書きます。単身赴任が決まると、引っ越しの段取りに気を取られて、お金の決めごとが後回しになります。そして離れてしまうと、話しにくくなります。
離れる前に、この4つだけは決めておくのがおすすめです。
- 夫の生活費を、毎月いくらにするか
- どの支払いを、どちらの口座からにするか(家賃・光熱費・保険・携帯)
- 帰省(行き来)は月に何回にするか。交通費を会社が出してくれるか(うちは会社が負担してくれました)
- 会社から出るお金はどれか(単身赴任手当・帰省旅費・社宅の負担)
とくに最後の「会社から出るお金」は、会社によってまったく違います。我が家の場合、夫の部屋の家具・家電は社宅に全部備え付けでしたが、これも会社が違えば自分で用意することになります。思い込みで進めず、必ず会社の制度を確認してください。

よくある質問
Q. 子どもがいないなら、ついていったほうがいいですか?
我が家は子どもがいませんが、それでも2回は単身赴任にしました。子どもの有無で自動的に決まるものではなく、場所・自分の仕事・期間で変わると思っています。
Q. 単身赴任にすると、お金は本当にかかりますか?
我が家は2回とも、とてもかかりました。生活の場所が2つになるので、家も食費も二重になります。我が家は行き来の交通費を会社が負担してくれましたが、それでもお金はかかりました。離れている間に、夫のスマホ代や日用品の出費が増えたからです。逆に、車のように2つ持たなくていいものを見直せば、減らせる費用もあります。
Q. 妻が仕事を辞めたくない場合は、単身赴任のほうがいいですか?
我が家が単身赴任にした2回は、どちらも「そのときの仕事を辞めたくなかった」ことが理由のひとつでした。辞めたくない仕事があるなら、それは立派な判断材料だと思います。
Q. 赴任期間が短いときは、どうしていましたか?
1年と分かっていたときは残りました。家をたたんで、1年後にまた戻ってくることを考えると、動かないほうが負担が小さかったからです。ただ、期間は延びることもあるので、「1年と言われたけれど延びたらどうする?」までは話しておいたほうが安心です。
Q. ついていくたびに仕事を辞めるのは、もったいないと思いませんか?
もったいないと思ったときが、単身赴任を選んだときでした。そう思わなかったときは、ついていって、その土地で次の仕事を探しています。
迷っている人へ:場所・自分の仕事・期間の3つで決める
ここまでが、我が家の実際です。両方やってみて言えるのは、正解はどちらでもないということです。決め手になったのは、次の3つでした。
| 見るところ | ついていく | 単身赴任 |
|---|---|---|
| 場所 | 私が暮らせる。お店がそこそこある | 僻地など、私が住めそうにない |
| 自分の仕事 | 辞めても、また探せると思える | いまの仕事を辞めたくない |
| 期間 | 数年など、腰を落ち着けられる | 1年など短くて、たたむのが惜しい |
| お金 | 生活が1つ=かからない | 生活が2つ=とてもかかる |
この3つを紙に書いて、夫と話してみてください。「ついていくのが愛情」「残るのが自立」みたいな話にしないほうが、答えは早く出ます。
子どものいない我が家は、学校のことを考えなくてよかったぶん、場所と仕事だけで決められました。お子さんがいる方は、ここに学校や保育園が入ってくると思います。
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この記事のまとめ
うちの答え
- 基本はついていく。単身赴任にしたのは2回だけ(2年と1年)
- 決め手は「私が暮らせる場所か」。そこそこお店があるかを見ている
- 僻地で住めない+仕事を辞めたくない → 単身赴任(2年)
- 期間が1年と短い+正社員を辞めたくない → 単身赴任(1年)
- 単身赴任は2回ともお金がとてもかかった(行き来の交通費は会社が負担してくれた)
- 残る側で困ったのはお金の管理が緩くなること。夫のスマホ代や日用品の出費が増えた
- よかったことは特にない。あえて言えば月1回の行き来で旅行気分
- ついていけばお金はかからないし、一緒にいろんなところへ行ける

転勤が決まってからの流れ全体は、こちらにまとめています。次の引っ越しが決まったら、先に読んでおくと落ち着いて動けます。
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