
バーミキュラの鍋を、5〜6年使っています。色は黒です。
買おうか迷って調べている方が多いと思います。値段は決して安くありませんし、調べていると「重い」という話が必ず出てきます。
先に正直なところを書きます。重いのは本当です。洗うときは、5〜6年たった今でも大変だなと思います。
それでもずっと使っています。理由ははっきりしていて、煮込みだけは、この鍋にしか出せない味があるからです。
この記事では、5〜6年使って感じていることと、買う前に実物を見て、その鍋で作った料理を食べられる場所(名古屋にあります)の話を書きます。

目次
バーミキュラを5〜6年使っています
使っているのは黒です
バーミキュラは、愛知県名古屋市の愛知ドビー株式会社という、1936年創業の鋳造メーカーが作っている鍋です。もともと工業用の部品を作っていた会社が、その精密な技術を使って鍋を作りました。
色は何種類もありますが、我が家は黒です。キッチンがどんな色でも浮きませんし、何年たっても飽きません。汚れも目立ちにくいです。
ふるさと納税でいただきました
じつは、ふるさと納税の返礼品としていただいたものです。名古屋市の返礼品にバーミキュラがあります。
自分で買うにはちょっと勇気がいる値段でしたが、ふるさと納税なら手が届きました。「気になっているけれど、いきなり買うのは…」という方には、いちばん現実的な方法だと思います。
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バーミキュラは、何がちがう鍋なのでしょうか
ふたがぴったり閉まります
この鍋のいちばんの特徴は、ふたと本体のすき間がほとんどないことだと言われています。工業用の部品を作っていた会社なので、そこを精密に仕上げられるのだそうです。
すき間が少ないと、加熱したときに出てくる水分が外に逃げず、鍋の中をまわります。これが「無水調理」と呼ばれているものです。野菜そのものの水分で火が通っていく、というイメージです。
だから、ふたも重いです
ぴったり閉まるということは、ふたにも厚みと重さがあるということです。
鍋の重さの話をするとき、本体だけを想像しがちですが、ふたも一緒に重いと思っておいたほうがいいです。洗うときにいちばん実感します。
いちばん驚いたのは、煮込みの野菜が甘くなることでした
使ってみていちばん驚いたのは、味そのものが変わったことです。
煮込みを作ると、野菜がとても甘くなります。玉ねぎでも人参でも、いつもと同じ材料を、いつもと同じように入れているのに、仕上がりが違います。
水分が鍋の中をまわるからだと言われています。理屈はともかく、食べれば違いが分かります。これは家族もすぐ気づきました。

よく作るのは、煮込みとカレーです
我が家でこの鍋を出すのは、煮込みとカレーのときです。
ことこと火にかけておく料理は、ほとんどこれで作ります。逆に、さっと炒めるだけの料理には使いません。出すのも洗うのも重いので、そこまでして使う料理ではないと思っています。
この鍋の、いちばん好きなところ
正直に書きます。洗うときは重いです
とにかく重い。ここは覚悟がいります
鋳物なので、とにかく重いです。持ち上げるときは必ず両手になります。
料理を作っているあいだは気になりません。困るのは洗うときです。中に水を入れるとさらに重くなりますし、シンクの中で持ち替えるのが大変です。
毎日のことなので、ここは正直につらいと感じます。「重い」という口コミは、本当です。覚悟しておいたほうがいいです。
だから、使う料理を決めました
私の場合は、使う料理を決めてしまったことで続いています。
毎日この鍋で作ろうとしていたら、たぶん途中でやめていたと思います。煮込みとカレーのときだけ。そう決めたら、重さも「そのときだけ」で済むようになりました。
道具は、無理して使い倒そうとすると続きません。得意なことだけやってもらうほうが、結果的に長く使えます。バーミキュラはとくにそう感じます。
お手入れで気をつけていること
表面はホーローなので、金属のたわしでゴシゴシこすらないほうがいいとされています。焦げつきも、しばらく水につけておけばたいてい落ちます。
特別な手入れはしていませんが、5〜6年たった今も現役です。
買う前に考えておきたいこと
しまう場所は、シンク下です
転勤族なので、賃貸のキッチンは引っ越すたびに広さも形も変わります。
その中で、この鍋はずっとシンク下に収まっています。ここは助かっているところです。
出しっぱなしにしないと決めておくと、次の家のキッチンがどんな形でも困りません。「置き場所をどうしよう」と考えなくていいのは、思っている以上に楽です。
それに重い鍋を高いところにしまうのは危ないので、シンク下のように低い場所に入るかどうかは、買う前に見ておくといいと思います。

我が家の鍋の使い分け
参考までに、我が家の使い分けを書いておきます。
ご飯は土鍋で炊いています。じつは炊飯器を持っていません。土鍋も同じで、使わないときはシンク下にしまえます。
煮込みとカレーはバーミキュラ。そして炒めものや、ちょっとお湯を沸かすときは、普通の軽い鍋。この3つで足りています。
こう書くと鍋がたくさんあるように見えますが、役割がはっきり分かれているので、増えていきません。「どれを使おうか」と迷う時間もなくなりました。持ち物を増やしたくない転勤族には、この考え方が合っていると思います。
買う前に、実物を見て食べられる場所があります(名古屋)

迷っている方に、いちばんおすすめしたいのがこれです。
名古屋に「バーミキュラ ビレッジ(VERMICULAR VILLAGE)」という、バーミキュラの施設があります。運河沿いにあって、レストラン・ベーカリー・ショップが入っています。
鍋を見るだけでなく、その鍋で作った料理を実際に食べられます。買う前に味を確かめられるお店は、なかなかありません。
レストラン「ザ ファウンダリー」でランチを食べました

レストランの名前は「ザ ファウンダリー(THE FOUNDRY)」です。ファウンダリーは「鋳造所」という意味だそうです。もともと鉄を扱っていた会社らしい名前だなと思いました。

お料理は、当然ながらバーミキュラで作られています。お肉もお魚も野菜も、味がしっかり出ていました。

スープもついていました。野菜の甘さの出かたが、家で煮込みを作るときと同じ方向で、なるほどこれかと思いました。

デザートのプリンがとろっとしていて、とてもおいしかったです。バーミキュラを使うとデザートも違うのねと思い知らされました。

飲み物は数種類から選べます。私は、ほかのお店ではあまり見かけないぶどうジュースにしました。プリンによく合いました。

大事なお知らせ
ベーカリーとショップもあります
同じ敷地にポットベーカリーがあります。バーミキュラで焼いたパンが買えます。
そしてフラッグシップショップには、ここでしか買えない限定サイズや限定色も並んでいます。
正直に言うと、食事をしたあとにショップへ行くと、そのまま買ってしまう方は多いと思います。私も危なかったです。
レストランは、ふるさと納税でも行けます
名古屋市のふるさと納税に、このレストランで使える食事券があります。旅行や帰省で名古屋に寄る予定があるなら、こういう使い方もできます。
レストランの食事券というのは、こういうものです

鍋そのものも、ふるさと納税でもらえます
最初に書いたとおり、我が家の鍋も名古屋市のふるさと納税でいただいたものです。サイズも色も選べます。
小さいサイズでも、ふたり暮らしなら十分です。大きいほうが便利そうに見えますが、大きいほど重くなります。ここは本当に気をつけてください。
ふるさと納税のバーミキュラというのは、こういうものです
ふるさと納税そのものの頼み方は、別の記事にまとめています。
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向いている人・やめておいたほうがいい人
向いていると思う人
・煮込みやカレーをよく作る方
・ひとつの道具を長く使いたい方
・しまう場所を決められる方
・食材の味そのものを大事にしたい方
やめておいたほうがいいかもしれない人
・重いものが苦手な方(これがいちばん大きいです)
・毎日ぱぱっと炒めものをしたい方
・洗い物をなるべく減らしたい方
・しまう場所が決まっていない方
道具としては本当によくできています。ただ、合う暮らしと合わない暮らしが、はっきり分かれる鍋だと思います。値段が高いぶん、ここを先に考えたほうが後悔しません。
よくある疑問に答えます
毎日使っていますか?
使っていません。煮込みとカレーのときだけです。毎日使う鍋ではないと思っています。
重さには慣れますか?
私は慣れませんでした。5〜6年たっても、洗うときは重いと感じます。ここを正直に受け止めてから買うほうがいいです。
サイズはどう選べばいいですか?
ふたり暮らしなら小さめで足りると思います。大きいと重さも増えるので、「大は小を兼ねる」で選ばないほうがいいです。
転勤族でも大丈夫ですか?
大丈夫でした。シンク下に入るので、キッチンが変わっても置き場所に困っていません。ただし引っ越しのときは重いので、荷造りでは丈夫な箱に入れてください。
まとめ|重いのは事実。それでも煮込みだけは手放せません
5〜6年使ってきて、正直な感想はこれです。
洗うときは重くて大変。でも、煮込みの野菜の甘さは、ほかの鍋では出せませんでした。
高い買い物ですし、重さという分かりやすい弱点もあります。それでも、作る料理を決めてしまえば、長く付き合える鍋だと思います。
迷っている方は、名古屋で実際に食べてみるという手があります。買う前に味が分かる鍋は、そう多くありません。

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