こんな人へ
- 引っ越しで出た不用品を、捨てずにお金に変えたい方
- メルカリと宅配買取、どちらを使えばいいか迷っている方
- 「まだ使えるのに捨てるのはもったいない」と手が止まっている方
- 引っ越しまで時間がなくて、売る余裕があるか不安な方
引っ越しの準備で、いちばん手が止まるのが「捨てるかどうか」です。まだ使えるもの、高かったもの、一度も使わなかったもの。目の前にすると、なかなか決められません。
我が家は転勤族で、これまでに10回以上の引っ越しをしてきました。そのたびに物を減らしていて、売れそうなものは毎回売っています。
やってみて分かったのは、「売る」と決めた瞬間に、捨てる罪悪感がスッと消えるということです。ごみ袋に入れるのは気が重いのに、売ると決めれば急に手が動きます。
この記事では、メルカリと宅配買取の使い分けと、引っ越し日から逆算した「いつまでに売るか」をまとめました。ここを間違えると、荷造りの真っ最中に発送作業が重なって本当に大変になります。
目次
結論:引っ越しで売るなら、この使い分けだけ覚えれば大丈夫です
細かい話は後回しにして、先に結論です。
| メルカリ・ラクマ | 宅配買取 | |
|---|---|---|
| 高く売れる | ◎ | △ |
| 手間 | ×(1点ずつ出品・発送) | ◎(箱に詰めて送るだけ) |
| 早さ | △(売れるまで待つ) | ◎(送れば終わり) |
| 量が多いとき | × | ◎ |
| 向いているもの | ブランド品・人気家電・雑貨 | 服・本・CD・まとめて処分したいもの |
こう使い分け
- 高く売れそうなものが数点だけ → メルカリ
- そこそこの物がたくさん → 宅配買取
- 引っ越しまで2週間を切った → 迷わず宅配買取
両方使ってかまいません。我が家も「高そうなものだけメルカリ、残りはまとめて宅配買取」という分け方をしています。
そもそも、なぜ「もったいない」と感じるのか
手放せない理由は、だいたいこの3つに分かれます。自分がどれなのか分かると、驚くほど決めやすくなります。
| 気持ち | 正体 | どうするか |
|---|---|---|
| 「高かったのに」 | 払った金額が忘れられない | 今の価値で考える。買った値段はもう戻りません |
| 「まだ使えるのに」 | 捨てることへの罪悪感 | 売って次の人に渡す。それなら気が咎めません |
| 「いつか使うかも」 | 手放したあとの不安 | 1〜2年使っていないなら、その「いつか」は来ません |
我が家が物を減らす基準は、はっきりしています。1〜2年使っていない服や食器、キッチングッズは処分する。これだけです。転勤族は何度も運ぶので、「いつか」を持ち歩く余裕がありません。
そして冒頭にも書きましたが、「捨てる」ではなく「売る」に言い換えるだけで、罪悪感はほとんど消えます。ごみ袋に入れるのは気が重くても、次に使ってくれる人がいると思えば手放せます。

いちばん大事なのは「いつまでに売るか」を先に決めること
売り方より、こっちのほうが何倍も大事です。ここを決めずに始めると、確実に失敗します。
引っ越し日から逆算したスケジュール
| 時期 | やること |
|---|---|
| 1〜2ヶ月前 | メルカリに出品する(ここが勝負) |
| 1ヶ月前 | 粗大ごみの回収日を調べて予約する |
| 3週間前 | 売れ残りを宅配買取に送る |
| 2週間前 | メルカリの出品を取り下げる |
| 1週間前 | 残ったものは処分と割り切る/荷造り開始 |
ポイントは「2週間前で売るのをやめる」ことです。ここを過ぎると、売れても発送作業が荷造りと重なります。段ボールに囲まれた部屋で梱包材を探すことになるので、本当におすすめしません。
「〇日までに売れなければ処分」と先に決めてしまう
引っ越し前の売却で大事なのは、高く売ることではなく、期限までに手放すことです。
「もう少し待てば高く売れるかも」と粘ると、結局引っ越し当日まで残ります。そして運賃を払って新居まで運ぶことになり、いちばん損をします。

引っ越し直前のフリマが危ない理由
出品して売れると、そこから梱包して、伝票を書いて、コンビニか郵便局に持っていく作業が発生します。1点なら平気ですが、5点10点と重なると半日つぶれます。
しかも売れるタイミングは選べません。引っ越し前日に売れることもあります。だからこそ、期限を決めて先に動くことが大事です。
メルカリ・ラクマで売る|高く売るコツと、正直売れないもの
まずはフリマから。高く売れるのは、間違いなくこちらです。
売ると決めると、捨てる罪悪感が消えます
これが実はいちばんのメリットかもしれません。「捨てる」だと手が止まるのに、「売る」だと動けるんです。
しかも不用品がお金に変わるので、断捨離のモチベーションが上がります。1つ売れると「次はあれも」と続きます。次に買うときも「これは売れるかな」と考えるようになるので、そもそも無駄なものを買わなくなりました。
高く売る3つのコツ
1.写真はきれいに撮る
これがいちばん効きます。明るい場所で、背景に余計なものを入れない。それだけで反応がまったく違います。傷や汚れがあるところも隠さず撮ってください。あとのトラブルが減ります。
2.「売る」と決めたら、なるべく早く出す
物の価値は時間とともに下がります。とくに家電や流行りものは、1年違うだけで値段が変わります。「そのうち」と置いておくと、次の引っ越しでは売れなくなっています。
3.値下げ機能を使う
メルカリには少し値下げすると再び上位に表示される仕組みがあります。売れないときは、待つより下げるほうが早いです。期限が決まっている引っ越し前なら、なおさらです。
正直に言うと、服はあまり売れません
ここは期待しすぎないでください。服は売れにくく、雑貨のほうが売れやすいというのが正直な感想です。
ブランド物や状態のいいものなら別ですが、普通の服を1枚ずつ出品しても、手間のわりに売れません。服はまとめて宅配買取に回すほうが、結果的に早くて楽でした。
デメリットもはっきりしています
- 手間がかかる…写真、説明文、値段設定、梱包、発送。1点ずつです
- いつ売れるか分からない…数分で売れることも、1ヶ月売れないこともあります
- やり取りが発生する…値下げ交渉や質問への返信も必要です
引っ越し前の忙しい時期に、これを何十点もやるのは現実的ではありません。だから使い分けが必要なんです。
宅配買取を使う|まとめて手放したいときの正解
宅配買取は、箱に詰めて送るだけで終わります。査定額はフリマより下がりますが、引っ越し前の「時間がない」という状況では、こちらのほうが助かる場面が多いです。
店舗に持ち込む必要がないので、近くにリサイクルショップがない土地でも使えます。転勤で知らない街にいるときは、これがありがたいです。
宅配買取の流れ|申し込みから入金まで
初めてだと不安かもしれませんが、やることは驚くほど少ないです。
| 順番 | やること |
|---|---|
| 1 | サイトから申し込む(スマホで数分) |
| 2 | 段ボールに詰める(自宅にある箱でOKなところが多いです) |
| 3 | 集荷に来てもらう、または発送する |
| 4 | 査定結果の連絡を待つ |
| 5 | 金額に納得したら入金される |
申し込む前に、この2つだけは確認してください。
- 本人確認書類が必要です(免許証など)。引っ越し前後は住所が変わるので、住所変更の前に済ませるほうがスムーズです
- 値段がつかなかったときの扱い。返送してくれるのか、そのまま処分になるのか。返送は送料が自己負担のこともあります
とくに1つ目は転勤族あるあるです。免許証の住所を新居に変えたあとだと、書類の照合で手間取ることがあります。売るなら引っ越し前に済ませてしまうのが安全です。
ブランドの服・バッグ・靴は、まとめて宅配買取へ
ブランド品は、フリマサイトに1点ずつ出すよりまとめて宅配買取に出したほうが早いです。相場が分からないまま安く売ってしまうことも防げます。
選ぶときは、送料・査定料・返送料がすべて無料のところにしてください。「査定額に納得できなければ返してもらう」ができないと、送ったあとで困ります。ここは申し込む前に必ず確認してほしいポイントです。
ノーブランドの普通の服は、正直どこも値段がつきません
ここは期待しないでください。ノーブランドの普段着は、多くの宅配買取で対象外です。まとめて送っても「値段がつきませんでした」で終わることがほとんどです。
我が家の結論は、普通の服は近くのリサイクルショップに持ち込むか、思い切って処分するです。数百円のために箱に詰めて送る手間をかけるより、そのほうが早く終わります。
まだ十分着られるものなら、自治体の資源回収や、店舗にある古着の回収ボックスに出すという手もあります。「売る」にこだわらないほうが、結果的にラクです。
本・CD・DVD・ゲームなら【ネットオフ】
本類は重くて、引っ越しでいちばん邪魔になります。運ぶ費用を考えたら、売ったほうが確実に得です。
着物があるなら【バイセル】
着物は自分では値段の見当がつきません。フリマに出しても買い手を選ぶので、専門のところに見てもらうほうが確実です。
【一覧】これはメルカリ、これは宅配買取
迷ったときはこの表を見てください。
| 売るもの | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| ブランドの服・バッグ | メルカリ | 高く売れる。数が少ないなら手間も許容範囲 |
| 普通の服・靴(量が多い) | 宅配買取 | 1点ずつ出しても売れない。まとめて送るのが正解 |
| 本・CD・DVD・ゲーム | 宅配買取 | 重くて運賃が高い。詰めて送るだけ |
| 人気の家電・ガジェット | メルカリ | 需要が高く、値段がつきやすい |
| キッチン雑貨・インテリア小物 | メルカリ | 服より売れやすい |
| 着物 | 専門の買取 | 自分では相場が分からない |
| 大型家具・家電 | 売らない | 送料が高すぎる。粗大ごみか引き取りへ |
我が家が売ってよかったもの・売れなかったもの
10回以上引っ越して分かった、実感ベースの話です。
売ってよかったもの
- 食器…思い切って処分したら、梱包と荷解きが劇的に楽になりました。重いうえに割れ物なので、減らした効果がいちばん大きかったです
- 本…重さがすごいです。一度読んで満足した本は、次の家でも読み返しません
- 使わなくなった調理家電…ホットプレートやミキサーなど、買ったときは使っていたけれど今は出番がないもの
- 雑貨・小物…服より売れやすく、軽いので送料も安く済みます
思ったより売れなかったもの
- 普通の服…これは本当に売れません。ブランド物でなければ、まとめて宅配買取に回すほうが早いです
- 古い家電…年式が古いと値段がつきません。売るなら早いほどいいです
結局のところ、「重くてかさばるもの」を減らすのがいちばん効きます。売れた金額そのものより、運ぶ荷物が減ったことのほうが助かりました。
売らずに、捨てたほうがいいもの
ここは正直に書きます。何でも売ろうとすると、逆に時間を失います。
- 1,000円以下にしかならないもの…出品と発送の手間を考えると割に合いません
- 汚れ・傷が目立つもの…売れませんし、売れてもトラブルになります
- 大型の家具・家電…送料で赤字になります。粗大ごみか、買い替え時の引き取りへ
- 説明書や付属品がないもの…値段が大きく下がります
- 下着・肌着など…そもそも売れません
「もったいない」は大事な気持ちですが、売ろうとして引っ越しまで抱え込むほうが、よほどもったいないです。運賃を払って新居まで運んで、結局そこで捨てることになります。
荷物が減ったら、引越しの見積もりを取り直す価値があります
意外と知られていないのですが、引越し料金は荷物の量(トラックのサイズ)で決まります。
つまり売って減らした分は、そのまま引越し代の値引きになるということです。「メルカリで5,000円になった」だけでなく、その裏で引越し代も下がっています。
だからこそ順番が大事で、減らしてから見積もりを取るのがいちばん得です。逆に、見積もりを取ったあとに大量に処分しても、料金は自動では下がりません。
ついでに
我が家がいつも使っているのが引越しラクっとNAVIです。専門のスタッフが間に入ってくれるので、引越し業者から直接電話がかかってきません。断捨離でバタバタしている時期に、これは本当に助かります。
いちばん差が大きかったときで、3社に見積もりを頼んだだけで7〜8万円下がりました。不用品を売るより、正直こちらのほうが金額は大きかったです。
業者の選び方や、訪問見積もりでの立ち回りはこちらにまとめました。
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よくある質問
Q.引っ越しまで1ヶ月しかありません。売る余裕はありますか?
A.宅配買取だけにしてください。メルカリは売れるまで待つ時間が読めないので、1ヶ月を切っているならおすすめしません。箱に詰めて送るだけなら、荷造りの合間でもできます。
Q.メルカリで売れ残ったものはどうすればいい?
A.2週間前になったら出品を取り下げて、宅配買取にまとめて回してください。そのまま引っ越し日まで残すのがいちばん困ります。
Q.宅配買取は値段がつかないと戻ってくるの?
A.業者によって違います。返送してくれるところと、そのまま処分してくれるところがあります。返送は送料が自己負担になることもあるので、申し込む前に確認してください。「処分でいい」と割り切れるなら、そのほうが楽です。
Q.売ったお金はどれくらいになりますか?
A.物によりますが、数千円〜数万円くらいと考えておくと現実的です。大きな金額を期待するより、「捨てるより得だし、荷物も減る」くらいの気持ちのほうが続きます。
まとめ|「売る」と決めれば、断捨離は一気に進みます
この記事の要点
- 高く少しだけ=メルカリ/まとめてたくさん=宅配買取
- いちばん大事なのは「いつまでに売るか」を先に決めること
- 2週間前で売るのをやめる。それ以降は荷造りと重なって地獄です
- 服は売れにくい。まとめて宅配買取のほうが早い
- 減らした分は引越し代も安くなる。減らしてから見積もりを
「まだ使えるのに」という気持ちは、誰にでもあります。でも売ると決めた瞬間、不思議と手が動くようになります。10回以上引っ越してきて、これだけは毎回そうでした。
次の家に運ぶものは、少ないほど身軽です。無理のない範囲で、売れるものだけ売ってしまいましょう。
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