わかること
- 転勤族が年賀状をやめたくなる、リアルな理由
- 我が家が実際にやった「少しずつ減らして、やめる」手順
- 相手別の伝え方(LINE・ハガキ)と文例
- やめたあと、人間関係はどうなったか
- やめずに手間だけ減らす方法
「年賀状、そろそろやめたいな…」
年末が近づくたびに、そう思っていませんか。
こんにちは、さちこです。我が家は転勤族で、引っ越しは10回以上してきました。そして数年かけて少しずつ減らし、いまは年賀状を完全にやめました。あわせてお中元・お歳暮もやめています。
「やめたら失礼じゃない?」「関係が切れちゃうんじゃない?」——私もずっとそう思って、なかなか踏み出せませんでした。
この記事では、実際にやめた我が家が、どんな順番で・どう伝えて・そのあとどうなったのかを正直に書きます。

結論
我が家はいきなりゼロにせず、少しずつ枚数を減らしてから完全にやめました。
- 親しい人にはLINEで「年賀状はやめるね」と伝えた
- それ以外の方にはハガキで「年賀状じまい」をお知らせした
結果、気まずくなったことは一度もありません。
目次
転勤族が年賀状をやめたくなる、4つの理由
「めんどくさい」の中身は、人によって少しずつ違います。転勤族の場合は、ふつうのご家庭とは少し事情が違いました。
1. 引っ越すたびに、自分の住所が変わる
これが一番の理由です。転勤族は数年ごとに住所が変わります。そのたびに「住所が変わりました」と印刷し直し、送り先にも知らせなければいけません。
しかも年賀状は年に1回だけのやり取り。「去年の住所のままで届いていないかも…」と、毎年どこかモヤモヤしていました。
2. 年末の忙しさと、引っ越し準備が重なる
転勤の内示は、時期が読めません。年末に慌ただしくしているところへ、「来春から転勤」と決まることもあります。そんな年は、年賀状どころではありませんでした。

3. 相手の住所も、どんどん変わっていく
転勤族の友人・知人もまた、引っ越します。お互いの住所が変わり続けるので、いつの間にか「これ、ちゃんと届いてるのかな?」という関係になっていきます。
4. お金と時間が、地味にかかる
はがき代・印刷代・写真の準備。1枚あたりは小さくても、枚数が増えれば数千円〜1万円ほどの出費になります。年末の忙しい時期に、半日かけて作業していたこともありました。

我が家のやめ方|いきなりゼロにせず「少しずつ減らした」
やめると決めても、いきなり全部ストップするのは勇気がいります。我が家は数年かけて、段階的に減らしていきました。

ステップ1|まず枚数を減らした
いきなりゼロにするのではなく、「毎年これといったやり取りのない方」から少しずつ減らしていきました。相手からも来なくなれば、それで自然と終わります。
具体的には、毎年数枚ずつ減らしていきました。一気にやめるのではなく、少しずつ。そうして続けた結果、去年、ついにゼロになりました。
この「少しずつ」がよかったのだと思います。ある年からピタッと出さなくなると相手も驚きますが、毎年少しずつなら、お互いに自然とフェードアウトできます。
この方法なら、角も立ちませんし、自分の気持ちの整理もつきやすいです。
ステップ2|親しい人にはLINEで伝えた
ふだんから連絡を取っている友人には、LINEで「年賀状はやめることにした」と伝えました。
身構えずに、ふつうの会話の流れで大丈夫でした。むしろ「うちもやめたいと思ってた」と返ってくることも多くて、拍子抜けしたくらいです。

ステップ3|それ以外の方にはハガキで伝えた
LINEでやり取りしない方——目上の方や、年賀状だけのお付き合いになっている方には、ハガキで「今年で年賀状を最後にします」とお知らせしました。
これは「年賀状じまい」と呼ばれていて、最近は専用のハガキも売られています。文面が最初から印刷されているものを使えば、何をどう書けばいいか悩まずに済みます。
①年賀状と一緒に、または新年にお知らせするタイプ
②松の内(1月7日ごろ)を過ぎてしまったときは、寒中見舞いで伝えられます
※我が家は最後の年賀状に一言添える形にしましたが、年明け以降に改めてお知らせする方法もあります。ご自分のやりやすい方で大丈夫です。
「年賀状やめます」の伝え方と文例
いちばん悩むのが「なんて書けばいいの?」だと思います。相手別に、そのまま使える形にまとめました。
親しい友人へ(LINE・メール)
かしこまらなくて大丈夫です。
今年から年賀状をやめることにしました。これからもLINEでゆるくつながっててね!
目上の方・親戚へ(ハガキ)
誠に勝手ながら、本年をもちまして年賀状でのご挨拶を控えさせていただくことにいたしました。
今後も変わらぬお付き合いをいただけますと幸いです。
会社関係・ご近所へ(ハガキ)
時節柄、皆さまへの年賀状によるご挨拶を今年限りとさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
親戚へ(ハガキ)
これまで長らく年賀状でのご挨拶をいただき、ありがとうございました。
勝手ながら、本年をもちまして年賀状は最後とさせていただきます。
これからも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。
会社の上司・取引先へ(ハガキ)
平素より格別のご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、本年をもちまして年賀状によるご挨拶を控えさせていただきます。
今後とも変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。
ご近所・ママ友へ(ハガキ・LINE)
いつもありがとうございます。
我が家は今年から年賀状を控えることにしました。
お会いしたときに、またゆっくりお話しさせてください。
年上の方・お世話になった方へ(ハガキ)
長年にわたり温かいお心遣いをいただき、心より感謝しております。
身勝手ではございますが、年賀状でのご挨拶は本年限りとさせていただきます。
どうぞお身体を大切に、よい一年をお過ごしください。
年賀状に「一言だけ」添えるとき(短文)
スペースが少ないときは、これくらい短くても十分伝わります。
・誠に勝手ながら、本年をもちまして年賀状を最後とさせていただきます。
・皆さまへの年賀状によるご挨拶は今年限りとさせていただきます。
・来年からは年賀状を控えさせていただきますが、今後ともよろしくお願いいたします。
松の内を過ぎてしまったら(寒中見舞い)
1月7日ごろを過ぎてしまった場合は、寒中見舞いとしてお知らせできます。
寒中お見舞い申し上げます。
ご挨拶が遅くなり失礼いたしました。
勝手ながら、今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。
寒さ厳しき折、どうぞご自愛ください。
SNSやLINEに切り替えることを伝えたいとき
今年から年賀状はお休みすることにしました。
これからはLINEでご挨拶させてくださいね。今年もよろしくお願いします!
高齢の親の年賀状を、代わりにやめるとき
ご本人が続けるのが難しくなった場合は、家族から伝えても失礼にはあたりません。
母(父)も高齢となり、年賀状の準備が難しくなってまいりました。
勝手ながら、本年をもちましてご挨拶を最後とさせていただきます。
長い間ありがとうございました。
伝えるときの注意
- 「あなただけ」ではなく「皆さまに」と伝える。特定の人との関係を切るのではないと分かってもらえます
- ネガティブな理由は書かない(面倒だから、お金がかかるから…は書かないほうが無難)
- 最後に「今後もよろしく」の一言を必ず添える
- 年賀状に添えるなら元日〜松の内(1月7日ごろ)までに届くように
やめてみて、どうなった?正直な感想
いちばん気になるのは、ここだと思います。

人間関係は、変わりませんでした
拍子抜けするくらい、何も起きませんでした。「年賀状が来ないから疎遠になった」ということもありません。
相手の反応も、特にありませんでした。「どうしたの?」と聞かれたことも、気を悪くされた様子も、一度もなかったです。
あとから思うと、みんな内心では「面倒だな」と思っていたのかもしれません。時代の流れもあって、年賀状を出さない人はどんどん増えています。だからこそ、こちらがやめても「まあ、そうだよね」くらいの受け止め方だったのだと思います。
身構えていたのは自分だけで、周りはもうとっくに、そういう空気になっていた——というのが正直な実感です。
考えてみれば、本当に大切な人とは、年賀状がなくても連絡を取ります。逆に、年賀状だけでつながっていた関係は、無理に続けなくてもよかったのだと気づきました。
年末が、驚くほどラクになりました
12月に「年賀状やらなきゃ」という宿題がなくなるだけで、気持ちがずいぶん軽くなります。引っ越しと重なった年でも、慌てなくてよくなりました。

お中元・お歳暮も、もうやめました
年賀状と同じタイミングで、お中元・お歳暮もやめました。
転勤族は、そのときどきでお付き合いする方が変わっていきます。毎年決まった方に贈り続ける、という形が、暮らしに合わなくなっていました。
やめてみて、こちらも特に問題はありませんでした。お世話になったときに、そのつどきちんとお礼をする。いまはその形に落ち着いています。

それでも「やめられない」方へ|手間だけ減らす方法
「やめたいけれど、立場的にやめられない」という方もいると思います。その場合は、やめるのではなく“手間を減らす”のが現実的です。
- 宛名印刷までお願いできるサービスを使う(いちばん時間がかかるのが宛名書きです)
- デザインは完成品から選ぶ(自分で作らない)
- 早めに注文する(早期割引があることが多いです)
- 枚数そのものを見直す(続ける相手を絞るだけでもかなりラクになります)
ネットで注文できるサービスなら、写真を選んで住所を入れるだけで完成します。年末に半日かけて作業していたことを思うと、これだけでもずいぶん違います。
よくある質問
Q. 年賀状をやめるのは失礼ではありませんか?
A. きちんとお知らせすれば、失礼にはあたりません。大切なのは「皆さまに対して年賀状を控えることにした」と伝えること。何も言わずに突然やめるより、一言あるほうが安心です。
Q. いつ伝えるのがいいですか?
A. 最後の年賀状に一言添えるのがいちばん自然です。年が明けてからなら、松の内(1月7日ごろ)までに届くようにすると良いでしょう。
Q. 喪中のときはどうすれば?
A. 喪中はがきに「年賀状じまい」を書くのは避けたほうが無難です。喪中はがきは欠礼のお知らせなので、目的が混ざってしまいます。落ち着いてから、あらためてお知らせしましょう。
Q. LINEだけで済ませてもいいですか?
A. ふだんLINEでやり取りしている相手なら問題ありません。我が家も親しい友人にはLINEで伝えました。目上の方や、年賀状だけのお付き合いの方にはハガキのほうが丁寧です。
Q. 親戚や会社関係もやめて大丈夫?
A. ご家庭や職場の事情によります。心配なら親戚・会社関係だけ残して、それ以外をやめるという形でも十分ラクになります。全部かゼロか、で考えなくて大丈夫です。
まとめ|やめてみたら、驚くほど身軽になりました
まとめ
- 転勤族は住所が変わり続けるので、年賀状の負担が大きい
- いきなりやめず少しずつ減らすと、気持ちがラク
- 親しい人はLINE、それ以外はハガキで伝えれば失礼にならない
- やめても人間関係は変わらなかった
- やめられない場合は手間だけ減らす選択肢もある
年賀状は、続けることが目的ではなく、相手を思う気持ちを伝えるためのものだと思います。その気持ちは、別の形でも十分伝わります。
「やめたいな」と思っているなら、今年からでも遅くありません。この記事が、その一歩の参考になればうれしいです。

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